利用規約(効力発生日 2022年2月1日)
第1条(本規約等の目的および適用範囲等)
この利用規約(以下「本規約」といいます。また、本規約と、サービス規約、サービスレベル規約及びサポートサービス規約を全てあわせて、「本規約等」といいます。)は、マップボックス・ジャパン合同会社(以下「当社」といいます。)と利用者であるお客様(以下「お客様」といいます。)との間で本規約等の適用がされることを合意した当社が提供するサービス(以下「本サービス」といいます。)の利用に関する条件を定めるものです。本規約で定義されていない用語は、別紙または別途定めるサービス規約の定義によるものとします。
第2条(ライセンス)
当社は、本規約等を遵守することを条件として、本サービスにアクセスし利用するために、テリトリー内での非独占的、サブライセンス不可(本規約等に基づくエンドユーザーに係るライセンスアプリケーションについては除きます。)、譲渡不可(第14条第2項に従う場合は除きます。)のライセンスをお客様に許諾します。これはライセンスアプリケーション内のサービスのみに適用されます。なお、当社のかかる許諾は、Mapbox,Inc.より許諾された権限に基づくものです。
第3条(サービスレベル)
当社は、サービスレベル規約とサポートサービス規約に従いサービスオファリングを実行します。
第4条(サービス規約)
1 お客様は、別途規定するサービス規約に従うことに同意します。
2 お客様は、プライバシーポリシーを承諾したうえで本サービスを利用します。お客様は、プライバシーポリシーの内容が、当社によって更新されることがあることに同意します。
第5条(料金と支払)
1 お客様はサービスオファリングにアクセスまたはサインアップすることにより、当社の記録に基づいて計算された料金を事前または事後に支払います。サービスオファリングの料金は、価格設定ページおよび/または当社とお客様との間で締結されるマップボックスサービス利用契約(以下「利用契約」といいます。)に記載されていますが、両者が異なる場合は、利用契約に定められた価格が適用されます。お客様は、銀行手数料、利息手数料、金融手数料、当座貸越手数料、および当社が請求した料金の結果としてお客様が負担するその他の手数料の全てを負担します。
2 当社は、前項の料金について、お客様に対して請求書を発行します。前項の料金は、月末締め翌月末払いにてお支払いいただきます。ただし、クレジットカード支払いの場合は、お客様の現在有効なクレジットカードを常に登録しておくことに同意するものとします。
3 お客様が第1項に定める料金の支払いを遅延した場合、当社は、当該料金が全額支払われるまでサービスオファリングを直ちにかつ予告なく一時停止できます。サービスオファリングの再有効化は、当該料金の支払いが確認された後直ちに行われます。支払いが遅延された料金には、年15%の割合による遅延損害金が発生するものとします。
4 第1項の料金に税金は含まれません。お客様は、当社に対する支払いに関して、当社の所得、従業員、または不動産に基づいた税金を除いたすべての税金(消費税を含むがこれに限られません。)を支払うことに同意します。お客様は、当社が源泉徴収または使用料課税の免除を受けるために必要があるときは、当社と協力することに同意します。
5 お客様から当社へ行われる全ての支払いに対し、控除、源泉徴収は行われません。そのような控除または源泉徴収(国境を越えた源泉徴収税を含むがこれに限定されません。)が法律で必要とされる場合、かかる控除または源泉徴収後に当社が受け取る正味額が当初受け取る予定だった全額に等しくなるよう、お客様は追加料金を支払うものとします。当社への支払いから差し引かれる、または源泉徴収される必要のある税金、料金、手数料の支払い、およびそれに関する情報または納税申告の提出は、お客様の責任となります。当社はお客様の合理的な要求に応じて、お客様が支払う税金の源泉徴収または控除額を削減または排除するような既存の納税申告書を提供します。
第6条(権利の帰属等)
1 お客様と当社との関係において、お客様のアップロードデータに対するすべての権利、資格、利益はお客様が保有します。
2 お客様と当社との関係において、当社のサービスオファリング、またそれに対するすべての権利、資格、利益は当社が保有します。
3 お客様は、本規約等の他の規定にかかわらず、当社に対し、当社があらゆるフィードバック、提案、アイデア、拡張要求、推奨事項、またはお客様や関係者から得た当社サービスオファリングに関連したその他情報を無料で制限なしに使用および公開できるようにすることを認め、同意するものとします。
第7条(秘密保持)
1 秘密情報とは、秘密として分類されている、または状況によっては通常秘密と見なされる、各利用契約に基づいて当事者から相手方に開示された情報を意味します。ただし、(a)秘密情報の受領者が、他の当事者から秘密情報を受け取る前に既に知っていた情報、(b)受領者の過失なしに公知となった情報、(c)相手方の秘密情報を使用または参照せずに、受領者が独自に開発した情報および(d)秘密情報の開示者に対して秘密保持義務を負わない正当な権限を有する第三者から秘密保持義務を負うことなく適法に取得した情報は含みません。
2 お客様および当社は、利用契約に基づく権利を行使しまたは義務を履行する目的に限って相手方の秘密情報を使用できるものとします。秘密情報の受領者は、秘密情報を知る必要がありかつ、秘密保持義務を負う従業員、関連会社、代理人、業務受託者または専門アドバイザー以外に秘密を開示せず、かかる開示を防ぐために合理的な注意を払うとともに、これらの者が本規約に定めるのと同等以上の秘密保持義務を負うことを保証します。
3 前項の規定にかかわらず、秘密情報の受領者は、法令に基づき要求される範囲で相手方の秘密情報を開示することができます。ただし、この場合において、秘密情報の受領者は、(a)開示する前に、法律で許可されている範囲で秘密情報の開示者に速やかに通知し、(b)開示に反対する秘密情報の開示者が合理的な要求をしたときは、当該要求を実現するために商業的また合理的な努力をするものとします。
4 いずれの当事者も、相手方を商業パートナーとして特定する目的で、相手方の名前とロゴを使用することができます。また、この場合において、ライセンスアプリケーションが秘密でないとき(公開されている、または公に宣伝されている場合を言います。)は、ライセンスアプリケーションに言及することができるものとします。ただし、言及された者はいつでも、言及した者の言及の方法が不適切と考えるときは、自らの名前およびロゴの使用の停止を要求することができ、かかる要求を受けた者は、合理的に実行可能な限り早くかかる使用を停止します。
5 本条の規定は、各利用契約の終了後も2年間は効力を有するものとします。
第8条(表明および保証)
1 各当事者は、相手方に対し、自らには利用契約を締結するための完全な権利能力があり、かつ、利用契約の締結に必要な手続が全て行われていることおよび、利用契約が締結された場合、利用契約はその法的、有効かつ拘束的な義務を構成し、その条件に従い法的強制力を持つことを表明し保証します。
2 両当事者およびそれぞれのライセンサーは、明示的または黙示的であるかを問わず、前項または第13条第1項に定める以外には、その権利の無瑕疵、商品価値、特定の目的への適合性、正確性、完全性、第三者の権利の非侵害を含む、その他のすべての表明または保証を行わず、ここに否認するものとします。
第9条(損害賠償の制限)
1 お客様による本サービスの使用が第三者からの損害賠償の対象になる、または対象になる可能性が高いと当社が考えたときは、当社は、自らの裁量により無償で、本条に従って認められることのあるお客様に対する当社の補償に加えて以下を行うことができます。
(i) 本サービスを継続して使用する権利をお客様に提供すること
(ii) 本サービスが第三者の権利を侵害せず、かつ、以前と実質的に同様の機能が含まれるように、サービスを交換または変更すること
(iii) 上記(i)および(ii)が当社の合理的な見積もりによれば商業的に実行可能でない場合、当社は影響を受けるサービスに基づいて付与された関連ライセンスを使用する権利を解除することができます(その場合、影響を受けるサービスは直ちに停止されます。)。その場合、影響を受けるサービスの未使用前払い料金を割合に応じて払い戻します。
2 お客様の以下の行為によって、お客様が第三者から損害賠償請求を受け、または当社が損害賠償請求を受けたときは、お客様は自らに生じた損害または負担した費用を当社に請求することはできず、かつ、当社が損害を被った場合は、これを当社に対して賠償するものとします。
(i) お客様または明示的に承認された当事者以外の第三者によるサービスオファリングの使用
(ii) お客様がサービスオファリングに送信または投稿する内容
3 当社のお客様に対する一切の損害賠償義務の対象は、直接損害に限られ、特別損害、間接損害、付随損害、派生的損害および懲罰的損害を含みません。
4 いかなる場合においても、当社のお客様に対する損害賠償義務の全ての金額は、被害発生日から遡って12ヶ月の期間内に、お客様が当社に支払いまたは支払う義務を負う料金相当額を超えないものとします。
第10条(第三者による請求)
当事者(以下「求償等請求者」といいます。)が第三者から損害賠償請求等の補償請求(以下「本請求」といいます。)を受けた場合であって、仮に本請求が認められた場合に求償等請求者が他の当事者(以下「被求償等請求者」といいます。)に対し求償等の請求(以下「求償等請求」といいます。)をすることができるときは、求償等請求者は被求償等請求者に対し、合理的に実行可能な限り速やかに、本請求があったことを通知するものとします。この場合において被求償等請求者は、本請求に対する防御または和解の方針に対する決定権限を有し、かつ、本請求が訴訟を含む法的紛争解決手続に至ったときには、当該手続に関する規則、民事訴訟法を含む法律が許容する範囲内で、当該手続に参加することができるものとします。当該手続において、求償等請求者が妥協または和解をするときは、事前に被求償等請求者の同意を得なければならないものとします。被求償等請求者は、以上の過程が遵守されないときは、本請求に関する求償等請求者と第三者の間の合意または法的紛争解決手続による判断、決定にいかなる意味においても拘束されません。
第11条(期間、解約および解除)
1 利用契約は、次項以下による解約または解除をされた場合を除き、期間に指定されているとおりに開始および終了します。なお、期間満了、解約または解除により、既に発生したお客様が支払うべき料金が変更されることはないものとします。
2 いずれの当事者も、相手方当事者が利用契約に実質的に違反し、その是正を求める書面による通知から30日以内に違反を是正しなかった場合は、利用契約を解除できます。お客様が本項に基づき利用契約を解除した場合、お客様が当社に対して事前に支払ったサービスオファリングの未使用分の料金は割合に応じてお客様に返金されます。当社が本項に基づき利用契約を解除した場合、お客様が当社に対して事前に支払ったサービスオファリングの未使用分の料金は返金されません。
3 各利用契約が終了したときは、(i)当該利用契約に基づいてお客様に付与されたすべての該当する権利およびライセンスは直ちに終了するものとし、(ii)下記と異なる定めが明確にある場合を除き、お客様(および/またはエンドユーザー)は所有または管理しているサービスオファリングおよびライセンスマップコンテンツのすべてのコピーを直ちに破棄し、15日以内に書面による証明書を当社に提供しなければならず、(iii)当社はお客様のアップロードデータの使用を中止し当社のサイトから削除するため商業的に合理的な努力をします(かかるデータがある場合に限ります。)。お客様のアップロードデータのバックアップに対する責任はお客様が負うものとし、お客様は利用契約の終了後に(A)お客様のアップロードデータのキャッシュまたは参照がすぐに削除されないこと、および(B)お客様のアップロードデータにアクセスできない可能性があることを了承するものとします。この条項の反対事項にかかわらずどちらの当事者も、一般システムのアーカイブまたバックアップポリシー、または適用される法律に従い、アーカイブまたはバックアップシステムに保持されているコンテンツ(ライセンスマップコンテンツおよびお客様に提供したソフトウェア以外)を特定または削除する必要はありません。
4 利用契約の解除後も存続すると合理的に解釈される可能性のあるすべての条項(少なくとも第5条ないし第14条を含む)は、利用契約の終了後も存続します。これには期間中のみの適用が明示されている条項は含まれません。
第12条(レポート等)
1 本規約等または利用契約に関連しレポートが必要である場合は、(a)利用契約期間中の各暦四半期の終了後、および(b)期間の終了後、15日以内にlegal@mapbox.jp宛(または書面で当社が指定する他の場所または方法)に送信されるものとします。さらに、当社の書面による要求があったときは、お客様は、本サービスが本規約等または利用契約に従って使用されていることを確認する、お客様の担当役員が署名した証明書を、12か月に1回以下の頻度で提供するものとします。
2 当社は、本規約等または利用契約が遵守されているかを確認するため、本サービスの使用やそれに関連する記録、また期間終了後の削除義務について調査をする(または、本規約に基づくものと同等以上の限定的かつ合理的な機密保護に同意した、全国的に認められた公認会計士または独立監査人に調査を任命し調査をさせる)権利を有します。監査は、12か月に1回以下の頻度で通常の営業時間内に、少なくとも30日前の書面による通知に基づいてお客様のビジネス活動に不当な妨害を与えることなく行われます(ただし、本規約等もしくは利用契約の違反が発生した、または発生していると合理的に確信している場合を除きます。)。この場合において、お客様は当社に関連する記録と施設への合理的なアクセスを提供します。この条項は、利用契約の解除または満了後2年間存続するものとします。
3 監査の結果、お客様が当社に過少支払をしたことが判明した場合は、遅延支払いの義務による支払いに加えて、当社による請求書の発行後、お客様は未払い額に対して速やかに(請求書の日付から15日を超えないように)支払いを行います。過少払い料金が、監査対象期間内の12ヶ月間内に本サービスに対してお客様が支払った料金の5%を超える場合、お客様は監査を実施するための合理的な費用を追加で支払うものとします。
第13条(反社会的勢力の排除)
1 当事者は、相手方に対し、次の各号の事項を表明し保証します。
(i) 自らが、暴力団、暴力団関係企業、総会屋もしくはこれらに準ずる者もしくはその構成員(以下「反社会的勢力」という。)ではないこと。
(ii) 自らの役員(業務を執行する社員、取締役、監査役、執行役またはこれらに準ずる者をいう。)、従業員および顧問その他のアドバイザーが、反社会的勢力ではないこと、および反社会的勢力と社会的に非難される関係を有していないこと。
(iii) 自ら反社会的勢力と次のいずれかの関係を有していないこと。
1 自らもしくは第三者の不正の利益を図る目的、または第三者に損害を与える目的をもって反社会的勢力を利用していると認められる関係
2 反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどして反社会的勢力の維持または運営に協力していると認められる関係
(iv) 反社会的勢力に自己の名義を利用させ、利用契約を締結するものでないこと。
(v) 自らまたは第三者を利用して利用契約に関して、脅迫的な言動もしくは暴力を用いる行為、風説を流布し、または偽計もしくは威力を用いて、相手方の業務を妨害する行為、信用を毀損する行為その他不法な行為をしないこと。
2 当事者は、相手方が前項各号のいずれかに該当した場合には、催告を要することなく当該相手方に書面で通知することにより、利用契約を解除することができます。当該解除は、解除した者による当該相手方に対する損害賠償請求を妨げません。
3 前項の規定により利用契約が解除された場合には、解除をされた当事者は、解除により生じた自己の損害について相手方に対して一切の請求を行わないものとします。
第14条(一般条項)
1 利用契約又は本規約等に関して相手方に対してする通知は全て書面(電子メールを含みます。)で行うものとします。電子メールによる場合は、当社はお客様がアカウントに登録しているメールアドレスに宛てて送信し、お客様はlegal@mapbox.jpに当社宛で送信しなければならず、通常の技術記録に従ってメールがエラー通知なしで正常に送信されたことを送信側が確認できる場合に有効な通知とみなします。なお、電子メールの宛先は、本項に従って更新できるものとします。
2 いずれの当事者も、相手方の書面による事前の同意なしに、利用契約により生じた契約上の地位を移転し、または利用契約により生じた権利義務の全部または一部を第三者に譲渡し、もしくは担保に供してはなりません。ただし、以下の場合は除きます。
(1)お客様または当社が、利用契約が関連する事業または資産の全てまたは実質的に全てを対象とする合併、買収、企業再編、または売却するのに従って、利用契約全体を第三者に譲渡または承継させる場合。
(2)当社が利用契約を関連会社に譲渡または承継する場合。
3 いずれの当事者も、利用契約に基づく権利を行使しなくても(または行使を遅らせても)権利を放棄したとは見なされません。
4 利用契約は、当事者間で代理、パートナーシップ、または合弁事業を作成するものではありません。
5 利用契約は、明示的に述べていない限り、第三者に利益を与えるものではありません。
6 本規約等において明示的に規定されている場合を除き、本規約等に基づいて当社が使用できるすべての救済策は非排他的です。当社は、お客様に明示的に付与されていない本サービスおよびサポートサービスに関わるすべての権利を留保します。
7 いかなる状況においても、利用契約および本規約等に関連してお客様が発行した発注書、請求書、またはその他同様の文書の諸条件が、当社がかかる諸条件に異議を唱えたかどうかを問わず、本規約等に基づく当事者の権利または義務を変更または追加することはありません。複数の利用契約の間に矛盾がある場合、締結日が後のものが先のものに優先します。
8 本規約等のいずれかの条項が違法、無効、または執行不能な場合、かかる条項は無効または執行不能な範囲で除外されるものとしますが、本規約等のそれ以外のすべての条件は、引き続き完全な効力を持ちます。また無効または執行不能な条項は、有効かつ執行可能であり、その無効または執行不能な条項の意図を表現することに最も近い条項に可能な範囲で置き換えられたとみなされます。
9 本規約等に特段の定めがない限り、本規約等のいかなる規定も、お客様がこの本規約等とは無関係にアクセスおよび使用する権利を持つデータの使用を限定および制限するものではなく、当社は、本サービスまたはサポートサービスから取得または派生された、集約または匿名化されたデータを当社の製品および本サービスを改善する目的で使用する場合があります。
10 当社は、お客様が利用される本サービスの本質的な機能を廃止するときは、その12か月前までにお客様に対して通知します(かかる通知は、第14条第1項の規定にかかわらず、お客様のアカウントに登録されたメールアドレスに電子メールを送信する方法で行うものとします。)。ただし、当社が、自らの裁量により、合理的に (1)当社がそのような通知を法令または契約(適用される法令または契約が変更された場合を含みます)によって行うことができない場合である、または(2)本サービスの提供を継続することが、潜在的なセキュリティリスクをもたらすか、経済的もしくは技術的な重要な負担をもたらす場合であると判断したときは除きます。
11 本規約等及び利用契約の準拠法は、法の抵触に関する原則にかかわらず日本法とし、国際物品売買契約に関する国連条約の適用は明示的に排除されるものとします。
12 本規約等および利用契約に関する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
13 いずれの当事者も、戦争、禁輸措置、制裁措置、自然災害、ブロッキング、フィルタリング、レート制限、スロットル、政府機関、規制機関またはその他の第三者による措置、また適用される法律、規則、規制の変更を含むがこれに限定されない、相手方当事者の合理的な制御を超えた事象または状況によって引き起こされた範囲での不履行または遅延(利用契約に基づく料金の支払い義務を除きます。)について責任を負わないものとします。
14 利用契約で特に承認されていない限り、または前項による場合を除き、お客様が、政府機関、部門、また政府の全てのレベルのエンティティ(国、州、都市等をいいます。)(以下、これらを合わせて「政府部門」といいます。)に代わって本サービスにアクセスする場合において、このようなサービスの使用に対し、本規約等に記載されていない義務またはサービスに対する権利が法律または契約で当社に課せられる場合は、お客様はこのような使用をすることができないものとします。また、お客様は、政府部門に代わって本サービスにアクセスする場合においては、この契約内の条項すべてを政府部門に対して強制力のある方法で適用させなければならないものとします。お客様は、本項を遵守しなかったことに基づいて、またはこれに起因して生じたあらゆる損害または費用(合理的な弁護士費用を含みます。)を当社に対して賠償しなければならないものとします。
15 当事者は、利用契約をファックス、PDF、およびその他の電子コピーを含む副本で締結することができ、これらは合わせて1つの文書を構成します。
16 本規約等は、お客様が、お客様と認定販売店(当社との間で販売店契約を締結している者を言います。以下同じ。)との間の契約(以下「再販売契約」といいます。)に従って認定販売店にサービスオファリングを発注した場合にも適用されるものとします。すべての再販売契約に関して(i)本規約等における利用契約への言及はすべて、該当する再販売契約を意味するものとします。(ii)便宜上、料金、支払い、税金、期間または解除は、再販売契約に従って処理され、必要に応じてお客様から認定販売店に直接支払われます。(iii)当社が支払うべきすべてのクレジットまたは払い戻しは、お客様ではなく、認定販売店に提供されるものとします。(iv)認定販売店によるお客様への債務が履行されない場合、当社は一切の責任を負わないものとします。当社が認定販売店またはお客様に対して書面による承諾をした場合を除き、再販売契約がお客様に対して追加した条件は当社には適用されず、本規約等の内容と再販売契約の間に矛盾がある場合には本規約等が優先されます。
17 当社は、当社が必要と判断する場合、本サービスの目的の範囲内で、本規約等を変更することができます。その場合、当社は、変更後の本規約等の内容および効力発生日を、当社ウェブサイトに表示し、または当社が定める方法によりお客様に通知することでお客様に告知します。変更の効力発生日後も利用者が意義なく本サービスの利用を継続していた場合は、本規約等の変更への同意があったとみなします。
利用規約別紙
本サービスに固有の用語の定義は、サービス規約に記載されています。
「関連会社」とは、当事者に関して、その当事者を直接的または間接的に支配する、その当事者によって支配されている、またはその当事者と共通の支配下にある法人、組合その他これらに準ずる事業体(外国におけるこれらに相当するものを含みます。)を意味します。
「エンドユーザー」とは、ライセンスアプリケーションにアクセスできる明白な人間ユーザー(すなわち自然人)を意味します。
「ライセンスアプリケーション」とは、サービスを使用し、(i)お客様が所有および管理している、または(ii)お客様の利用契約に記載されている、アプリケーションを意味します。
「ライセンスマップコンテンツ」とは、本サービスを通じてお客様に提供するコンテンツ、データ、情報を意味します。ライセンスマップコンテンツには、お客様のアップロードデータおよび第三者のデータは含まれません。
「Mapbox API」とは、本書で別段の定めがない限り、
https://docs.mapbox.com/jp/で指定された(またAtlas Softwareの場合は、Atlas Softwareに含まれている)アプリケーション・プログラミング・インターフェイスを意味します。
「サービスオファリング」とは、本サービスおよびサポートサービスを意味します。
「サービス規約」とは、お客様が本サービスおよび/またはサポートサービスを使用する際に適用される、別途規定する規約を意味します。
「開始日」とは、利用契約で指定された開始日、また何も指定されていない場合は発効日を意味します。
「サポートサービス」とは、サポートサービス規約に記載されているサポートレベルに対応する、発注手順に従って発注されたサポートレベル(該当するものがある場合)を意味します。
「テリトリー」とは、米国政府により禁輸またはテロ活動を支援するものとして指定されている国を除き、世界中を意味します。
「第三者のデータ」とは、当社サービスオファリングの第三者ユーザーによって作成されたデータを意味します。たとえば、
www.mapbox.com/gallery/に表示される第三者のユーザーが開発した当社製品またはサービスのスタイルが含まれます。
「お客様のアップロードデータ」とは、お客様がMapbox Studio、Mapbox Studio Classic、Mapbox Tiling Service 、Dataset API、またはUpload APIを使用してクラウドストレージプラットフォームにアップロードしたデータを意味します(いずれの場合も、当社がお客様に提供するコンテンツ、データ、情報を除外します)。
サービス規約(効力発生日 2022年2月1日)
本規約で定義されているが使用されていない用語は、当社の利用規約(以下「利用規約」といいます。)に記載されている意味を持つものとします。定義は本規約の末尾に記載されています。本規約で使用されているが定義されていない用語は、利用規約に記載されている意味を持つものとします。
1. 一般条件
1.1.アクセスおよび使用法
お客様は、お客様が許可したかどうかにかかわらず(a)サービスオファリングへのアクセス資格情報のセキュリティと機密性の維持、および(b)アカウントに関連付けられたサービスオファリングの使用またはそれに基づいた判断に対して責任を負うものとします(また、当社はその責任を負わないものとします)。お客様は、許可されたアクセス認証情報(APIアクセストークン、ユーザー名/パスワード、ライセンスキーなど)を使用してのみ、サービスオファリングにアクセスできます。
1.2.禁止されている使用法
お客様は、サービスオファリングを以下のように使用することはできません。
1.2.1.虐待的、わいせつ、ポルノ、中傷的、嫌がらせ、著しく不快、下品、脅迫的、または悪意のあるものを広めるため。
1.2.2.基本的な人権または市民の自由に違反する、または違反することを目的とする慣行を支援または実装するため(たとえばサービスオファリングを使用して、政府が人種、性別、性別の表現または性同一性、性的指向、宗教、年齢、出身国、または適用法に基づく保護された分類に基づいて人権や公民権を廃止する目的で識別情報のデータベースを作成することを支援してはいけません。)。
1.2.3.個人(当社を含みます。)の著作権、商標、特許、企業秘密、その他の知的財産権または所有権を侵害するため。
1.2.4.サービスの使用または障害が死亡、人身傷害、または重大な財産または環境の損傷につながる可能性がある製品またはサービスを運用するため。
1.2.5.当社のアカウント、サービス、またはコンピュータネットワークへの干渉、妨害、または不正アクセスを試みるため。
1.2.6.ウイルス、トロイの木馬、またはその他の悪意のあるコードやプログラムを拡散、保管、または送信するため。
1.2.7.適用される法律、規制、または規則に違反するため。
1.2.8.特定の政府規制の対象となる情報を保管するため、もしくは当社に送信または提供するため。かかる情報は、米国健康保険の相互運用性と説明責任に関する法律(改訂された場合はその改訂版)に定義された保護対象保健情報、米国金融サービス近代化法(改訂された場合はその改訂版)に規制された財務情報、米国公正信用報告法(改訂された場合はその改訂版)に規制された消費者レポートおよび消費者報告情報、および輸出管理法の対象となる情報を含みますが、これに限定されません。
さらに、お客様は輸出管理法に準拠し、該当する当局から必要なすべての許可を取得します。輸出管理法に指定された取引制限相手先または制裁措置対象先リストにお客様は記載されておらず、記載されている1人以上の個人、組織、法人、組合その他これらに準ずる事業体(外国におけるこれらに相当するものを含みます。)に50%以上所有されていてはいけません。
1.3.帰属表示とロゴ
1.3.1.必須の帰属表示
本サービスの使用には、帰属表示関連資料(または当事者が書面で合意したその他の場所)に記載されている次の帰属表示を含める必要があります。(a)Mapboxロゴ、(b)
www.mapbox.com/about/mapsにリンクする「©Mapbox」、(c)
www.openstreetmap.org/aboutにリンクする「©OpenStreetMap」、(d)合理的な掲示があった場合、サプライヤーおよびライセンサーからの要求に基づいた、サイズおよび配置が(b)および(c)で指定されたものに類似した帰属表示ならびに(e)適用あるオープンソースソフトウェアの帰属表示(ライセンサーの求める表示に従ったものをいいます。)。ただし、(b)および(c)の要件は、ライセンスマップコンテンツを使用する場合にのみ適用されます。
1.3.2.Mapboxマップ
Mapboxマップを表示する際は、
www.mapbox.com/map-feedbackのフィードバックツールにリンクする「このマップを改善する」をマップの右下隅に含める必要があります。
1.3.3.フォームとフォーマット
帰属表示は目立つ形式で、ライセンスアプリケーションの使用時にエンドユーザーが簡単に見ることができるようにする必要があります。本規約に基づくその他の権利と救済策を制限することなく、必要な帰属表示をあいまいにしている、または上記の帰属表示要件に準拠していないと当社が合理的に判断した場合、お客様は非準拠の帰属表示を迅速に是正するため誠実に協力します。
1.3.4.ホワイトラベリング
ホワイトラベリングの権利を当社から許諾している場合は、サービスを使用するときにMapboxのロゴを省略できます。ただし、上記のMapboxのロゴを除く他の帰属表示は提供しなければなりません。ホワイトラベリングは、以下のサービスには適用できません。(i)GL JSバージョン2.0以降、または(ii)Maps SDK for Mobileバージョン10.0.0以降。
1.4.リバースエンジニアリングおよび二次創作物
お客様は(i)サービスオファリングの修正、二次創作物の作成、ディスアセンブル、ディスコンパイル、またはリバースエンジニアリングを行ったり、ソースコードまたは基礎となる構造、アイデア、またはアルゴリズムを派生させたりすることはできません。ただし、該当する制限が適用される法律で禁止されている場合を除きます。(ii)サービスに含まれる、または付随する製品識別、所有権、またはその他の通知を変更、不明瞭化、または削除することはできません。さらに、該当する制限が適用される法律で禁止されている場合を除き、サービス(その一部を含む)の代替または実質的に同様のサービスまたはデータセットを開発、テスト、検証、および/または改善するためにサービスを使用することはできません。
1.5.トレース、派生、抽出
明示的に許可されている場合を除き、お客様は、サービスからコンテンツ、データ、情報を追跡またはその他の方法で取得または抽出することはできません。ただし、お客様は、(i)非商業目的のため、または(ii)OpenStreetMapのために、衛星画像のみで構成されたMapboxの地図を追跡し、派生のベクターデータセットを作成することを目的として、Studioまたは第三者のソフトウェアを使用することができます。
1.6.印刷物またはビデオの使用
お客様は、(1)ライセンスマップコンテンツがライセンスアプリケーションのコンテキストに付随的に表示されている限度で、ライセンスアプリケーションを宣伝する目的の場合、または(2)エンドユーザー向けに地図のカスタム描画(日本地図データを除きます。)を作成して販売する場合(ただし、各描画について、エンドユーザーは、Mapbox APIのインターフェースを使用してその描画に含まれる地図を指示するものとし、描画は年間500を超えないものとします。)を除いて、ライセンスマップコンテンツを印刷物、静的デジタルメディアまたはビデオメディア(インターネット、ケーブル、衛星などで配布されたメディアを含みます。)で使用することはできません。選択するツールと商品の両方に、当社の関連資料に従った帰属表示が含まれている必要があります。
1.6.1.利用契約で明示的に許可されている場合、以下から、マップアセットを印刷および/またはスクリーンショットすることができます(以下「許可された印刷」といいます。)。ただし、利用規約で定められるすべての帰属表示要件に準拠している場合に限ります(ただし、URLリンクを含められない場合はその要件を除きます。)。
・Mapbox Streets v 7以前
・MapboxStreets v 8以降(日本地図データは含まない)
・教育利用または私的利用に限られたMapbox Streets v 8以降における日本地図データ
この節における制限に従うことを条件として、お客様は、アカウントが存続する間、Studioを 用いて最大100までの 高解像度の静的画像の出力を行うことができます。
1.7.サービス拒否
お客様は、サービスオファリングを損傷、無効化、過負荷、または害する可能性のある方法、または他の当事者によるサービスオファリングの利用および享受を妨害する方法(以下「使用妨害」といいます。)でサービスオファリングを意図的に使用することはできず、そのような使用を防止および回避するため商業的また合理的な努力をすることに同意するものとします(契約の目的上、合理的な努力、または商業的で合理的な努力とは、同様の状況下で合理的な方法で行動する同様の規模の企業に見合う努力を意味します。)。お客様の使用が使用妨害である場合、当社はその間サービスオファリングの使用を一時停止または制限することがあります。このような停止または制限の後、当社は直ちにお客様に通知し、お客様と協力して問題を迅速に解決します。
1.8.製品固有の制限;デフォルトの制限
以下で明示的に許可されている場合を除き、お客様は、(1)自然人のユーザーのクエリとアプリの相互作用に応じてのみ本サービスにクエリを実行します。(2)一括または自動クエリは実行してはいけません。(3)ライセンスマップコンテンツをスクレイピングまたは体系的にダウンロードすることはできません。(4)本サービスの結果をキャッシュまたは保存することはできません。
1.9.再配布禁止
本規約に別途明示的に規定されている場合を除き、お客様は、サービスまたはサポートサービス(またはそれらから派生するコンテンツ、データ、情報)の再配布、障害、販売、貸与、リース、サブライセンス、またはその他の方法での権利譲渡をすることはできません。
1.10.エンドユーザーと通知
お客様はお客様による使用において本規約に違反するサービスオファリングの使用をエンドユーザーまたはその他の第三者に許可しないものとします。お客様がサービスオファリングの不正流用または不正使用に気付いた場合は、書面で速やかに当社に通知することに同意するものとします。
1.11.ベータサービスオファリング
当社がお客様にベータサービスオファリングを提供することを選択した場合、お客様はそれらを内部評価またはテスト目的でのみ使用することに同意するものとします。
2. マッピングAPI
2.1.一般
お客様はマッピングAPIを介してのみマップアセットに直接アクセスできます。エンドユーザーデバイスにマップアセットをキャッシュして最大30日間オフラインで使用できますが、各デバイスはマッピングAPIへの直接リクエストでのみしかキャッシュを生成できず、キャッシュしたコンテンツはそのデバイスの単一エンドユーザーのみが使用できます。モバイルデバイスでは、モバイルSDKで設定された制限までしかキャッシュできず、それらの制限を回避また変更することはできません。マッピングAPIを介してマップアセットにアクセスする代わりに、キャッシュ、プロキシ、またはスクリーンショットやその他の静的画像を使用して、マップアセットを再配布することはできません。
2.2.衛星画像
お客様は、当社の衛星画像や航空写真を使用して、画像の精度を上げたり向上させたりすることはできません。
2.3.シートとマップロードの料金要件
利用契約にシートまたはマップロードが含まれている場合は、認定レンダラーを使用する必要があります。お客様が認定レンダラーの使用に失敗した場合、または送信された情報を妨害した場合、料金ページに記載されている現在のレートでマップタイルの使用量に基づいて使用料が請求されます。
3. 中国API
利用契約に明示的に含まれている場合にのみ、利用契約に中国APIへのアクセスが含まれます。「中国API」とはmapbox.cnエンドポイントを意味し、「中国のマップデータ」とは、中国APIから受け取るコンテンツ、データ、情報を意味します。この節は、中国国外で中国のデータの表示を許可するグローバルmapbox.com APIエンドポイントの使用には適用されません。
お客様は、特定の法律が中国のマップデータに適用されることを認め、以下に同意するものとします。
3.1.中国のマップデータを使用するすべての地図には、当社が随時指定する帰属表示、著作権表示、調査地図番号、およびその他の必要な凡例と通知を含める必要があります。
3.2.中国の法律や中国政府当局の要請により、中国のマップデータや中国APIを変更、削除、または更新する場合があります。更新によりライセンスアプリケーション内で中国APIを使用できなくなった場合、当社は、お客様への唯一かつ排他的な救済策として、サービス期間中の利用契約で中国APIに具体的に割り当てられた前払い料金の比例払い戻しを提供します。
3.3.中国のマップデータを中国国外に配布することはできません。
3.4.中国のマップデータを変更したり、サービスから中国のマップデータを抽出したりすることはできません。中国のマップデータを他のデータと組み合わせてエンドユーザーに提供する場合、その組み合わせが中国の法律に準拠していること、およびその組み合わせをエンドユーザーに提供することが法的に許可されていることを確認する責任はお客様にあります。
4. ジオコーディングAPI
4.1.一般
以下の目的でジオコードを使用することはできません。(a)(あらゆる地理的サイズの)場所、住所、エリア、または境界の一般的なデータベースを開発するため。(b)(あらゆる地理的サイズの)汎用の印刷物またはデジタル地図を作成するため。(c)別のジオコーディングアプリケーション、サービス、またはAPIを開発またはテストするため。(d)自動車メーカー、自動車電子部品メーカー、または自動車システムインテグレーターによって自動車にプレインストールまたは統合されたナビゲーション製品関連。(e)機内ナビゲーションのため。
4.2.一時的ジオコード
一時的ジオコードをエクスポート、保存、キャッシュし、または第三者にこれを許可することはできません。一時的ジオコードを他の発行者もしくは第三者に転売し、または再構成して提供することはできません。ただし、お客様のライセンスアプリケーションに関連して、エンドユーザーに一時的ジオコードを表示することができます。一時的ジオコードの緯度と経度の情報を使用して結果を地図上に配置することはできますが、緯度または経度を直接エンドユーザーに表示することはできません。
4.3.永続的ジオコード
お客様は、永続的ジオコードを保存し、プログラムで永続的ジオコーディングAPIに対しクエリを実行できます。永続的ジオコードはお客様自身の内部使用のみに使用でき、再販、配布、またはサブライセンスはできません。
4.4.Studio
Studioデータセットエディターの場所検索機能を介して地図上に配置されたポイントは、永続的ジオコードです。
4.5.POI結果
以下の目的でPOI結果を使用することはできません。(a)Mapboxマップと組み合わせない場合。(b)見込み顧客の発掘、広告主のターゲティング、または広告分析。(c)目標物結果(目標物までの徒歩通行量の計算または分析を含みます。)に基づいて、またはそこから導き出されたユーザープロファイルまたはオーディエンスセグメントを作成または拡張する。(d)ジオフェンシングのため(現在のエンドユーザーと目標物との近さに基づいてリアルタイムのモバイルアラートまたはパーソナライズされたコンテンツを提供するため)。ただし、かかるエンドユーザーの検索または地図の操作に応じてコンテンツを提供することは、ジオフェンシングにはあたりません。
5. ルート、等時線、マップマッチング、マトリクス、最適化API
ルート、等時線、マップマッチング、マトリクス、または最適化の各APIの結果をキャッシュまたは保存することはできません。
6. 境界
境界は、Mapboxマップと組み合わせてのみ使用でき、境界からコンテンツ、データ、情報をトレースまたはその他の方法で導出または抽出することはできません(また、第三者にこれを許可することもできません。)。境界にはMapbox APIを介してのみアクセスできます(データファイルとしてはアクセスできません。)。
7. モバイルSDK
7.1.一般要件
お客様は、モバイルアプリケーションでサービスにアクセスするための唯一の手段として、モバイルSDKを使用する必要があります。モバイルSDKは定期的に場所と使用状況データを当社に送信します。このデータは、バグとエラーの修正、会計、および匿名化された統計の集計のために使用される場合があります。本7.1条において別段の定めがある場合を除き、SDKの変更またはその他の方法でモバイルSDKが当社に送信するデータを妨害または制限することはできません。本サービスを使用するすべてのモバイルアプリケーションについて、(a)位置情報にアクセスまたは収集する前にエンドユーザーの明示的な同意を得て、(b)開発者向けドキュメントに記載されている方法のいずれかを使用し、ユーザーが位置情報の共有を無効にできるようにする必要があります。
7.2.最小バージョン要件
お客様の利用契約に月間アクティブユーザー(MAU)が含まれる場合、その価格設定を利用するには必要に応じて少なくとも以下のSDKを使用する必要があります。(1)Maps SDK for Mobile v5.0.0以降(iOS)およびv8.0.0以降(Android)、および(2)NavigationSDK v1.0.0以降(iOSおよびAndroidの両方)(総称して「認定SDK」といいます。)。お客様が認定SDKの使用に失敗、または送信された情報を妨害した場合、お客様のAPIリクエスト使用量に基づいて、料金ページに記載されている最新レートで使用料を請求します。さらに、使用するモバイルSDKは常に、12か月以内にリリースされたバージョンである必要があります(そのような更新がリリースされていない場合は除きます。)。
7.3.Maps SDK for Mobileの追加条件
お客様のMaps SDK for Mobile v10.0.0以降(iOS向けおよびAndroid向けの両方)(総称して「Maps SDK v10」といいます。)を使用するライセンスは、利用契約の下でのみ付与されます。お客様はMaps SDKs v10の請求および会計コードを変更してはなりません。お客様は、Maps SDKs v10のこれら以外のコードを、当該変更が請求および会計コード並びにMaps SDKs v10が当社に送信するデータを変更、縮小その他妨害しない限りで変更することができます。お客様のMaps SDKs v10を使用および変更するライセンスは、お客様がMapboxのアカウントを保有する限り継続し、お客様のアカウントが失われた時点で自動的に終了します。
7.4.Navigation SDK for Mobileの追加条件
お客様のNavigation SDK for Mobile v2.0.0以降(iOS向けおよびAndroid向けの両方)(総称して「Navigation SDK v2」といいます。)を使用するライセンスは、利用契約の下でのみ付与されます。お客様はNavigation SDK v2の請求および会計コードを変更してはなりません。お客様は、Navigation SDK v2のこれら以外のコードを、当該変更が請求および会計コード並びにNavigation SDK v2が当社に送信するデータを変更、縮小その他妨害しない限りで変更することができます。お客様のNavigation SDK v2を使用および変更するライセンスは、お客様がMapboxのアカウントを保有する限り継続し、お客様のアカウントが失われた時点で自動的に終了します。
8. MapboxウェブSDK
8.1.一般要件
お客様のmapbox gl-js バージョン2.0またはそれより新しいバージョン(「MapboxウェブSDK」)を使用するライセンスは、利用契約の下でのみ付与されます。MapboxウェブSDKは使用状況データを当社に送信します。このデータは、バグとエラーの修正、会計、および匿名化された統計の集計のために使用される場合があります。お客様は、SDKの変更またはその他の方法でMapboxウェブSDKが当社に送信するデータを妨害または制限することはできません。お客様はMapboxウェブSDKの請求および会計コードを変更してはなりません。お客様は、MapboxウェブSDKのこれら以外のコードを、当該変更が請求および会計コード並びにMapboxウェブSDKが当社に送信するデータを変更、縮小その他妨害しない限りで変更することができます。お客様のMapboxウェブSDKを使用および変更するライセンスは、お客様がMapboxのアカウントを保有する限り継続し、お客様のアカウントが失われた時点で自動的に終了します。
9. Atlasソフトウェア
9.1.Atlasソフトウェアのデフォルトのレート制限を変更したり、利用契約に記載されているよりも頻繁にデータ更新をダウンロードしたりすることはできません。お客様の利用契約に記載されていない、または以下で明示的に許可されていない限り、Atlasマップコンテンツをキャッシュまたは保存することはできません。
9.2.同じネットワーク環境に対してAtlasエンタープライズのライセンスを持っている場合にのみ、追加のAtlasインスタンスをライセンスできます。Atlasソフトウェアのすべてのライセンスには、パッシブフェイルオーバーのみを目的とした1回のAtlasインストールが追加費用なしで含まれています。このフェイルオーバーAtlasインストールが本番環境でアクティブ状態に変換された場合、追加の本番Atlasインストールとしてカウントされます。
9.3.契約期間中に、内部使用のためAtlasジオコーディングデータを保存しプログラムでAtlasサーチにクエリを実行することができます。Atlasジオコーディングデータを他の出版社または第三者に転売または再構成して提供することはできません。ただし、ライセンスアプリケーションに関連して、エンドユーザーにAtlasジオコーディングデータを表示することができます。
9.4.当社から30日前に書面で通知があった場合は、Atlasマップコンテンツをすべて削除し、当社から新しいバージョンをダウンロードする必要があります。
9.5.お客様は以下を行うことはできません。(i)Atlasソフトウェアを通さずにAtlasマップコンテンツをアクセス、開示、または第三者にアクセスを許可する。(ii)Atlasソフトウェアを第三者にサブライセンス、販売、レンタル、リース、移動、譲渡、開示、または頒布する。(iii)ライセンスアプリケーションの一部としてAtlasマップコンテンツを提供する以外で、第三者の利益のためにAtlasソフトウェアをホストする。(iv)Atlasソフトウェアを一般に公開する方法でホストする。(v)当社が実装するライセンス登録プロセスを回避または変更することを試みる。
9.6.お客様はネットワーク環境ごとのAtlasインストール数とインスタンス数を報告するものとします。
10. ビジョンSDK
10.1.「ビジョンSDK」とは、(1)リアルタイム画像上にルーティングおよびマップ情報を表示し、(2)リアルタイム画像の内容を識別、分類、および検索し、および/または(3)当社のオンライン資料に含まれる追加機能を持つ、当社の私有ソフトウェア開発キットを意味します。
10.2.利用契約に記載されていない限り、お客様は(i)iOSおよびAndroidモバイルアプリケーションでのみビジョンSDKを使用できます。(ii)ビジョンSDKによって生成されたコンテンツ、データ、情報を保存、ダウンロード、またはその他の方法で保存またはキャッシュすることはできません。
10.3.お客様は、ビジョンSDKを使用して、近隣地、都市、州、国、その他の地理的地域などの場所や道路の一般データベースを開発したり、その他の汎用デジタルマップデータベースを開発したりすることはできません。
10.4.ビジョンSDKを(i)人間が読める形式で配布することも、(ii)いかなるスタンドアロン形式で配布することもできません。お客様は、(i)本規約に基づいてライセンスされ、(ii)お客様が所有または管理し、(iii)ビジョンSDKに重要な追加機能を提供するアプリケーションの一部として、コンパイル済みオブジェクトコード形式でのみビジョンSDKを配布できます。お客様は、お客様のライセンスアプリケーションのユーザーによるビジョンSDKの使用について責任を負います。
10.5.お客様は、ビジョンSDKを使用することにより、ビジョンSDKが前面カメラの画像と派生情報(「ビジョンデータ」)を送信することに同意します。お客様は(i)ビジョンSDKが当社に送信するビジョンデータを妨げたり妨害したりしないこと、および(ii)利用契約に基づいて許可されているビジョンデータの使用に必要な権利を取得していることを確認するものとします。お客様は、当社が無料で制限なしにビジョンデータを利用して提供できることを認め、同意するものとします。
10.6.お客様がAndroidバージョンのビジョンSDKを使用する場合、以下が適用されます。Qualcomm Technologies, Inc.(「QTI」)は契約の第三者受益者であり、お客様のビジョンSDKの使用は、QTIまたはその関連会社の特許に基づくいかなる権利も伝達、また提供しません。
10.7.お客様は、ビジョンSDKを使用するための制限付きライセンスが終了した後は、ビジョンSDKのすべてのコピーを直ちに破棄することに同意するものとします。
11. MapboxトラフィックデータおよびMapboxムーブメント
11.1.お客様は、(i)MapboxトラフィックデータまたはMapboxムーブメントを他の発行者もしくは第三者に転売し、または再構成して提供すること、または(ii)そこから個人もしくはその位置の再特定を試みることはできません。
11.2.契約期間中、お客様は、MapboxトラフィックデータおよびMapboxムーブメントを、Mapboxマップと共にか否かによらず、保存することができます。お客様のMapboxトラフィックデータまたはMapboxムーブメントの使用例が利用契約で当社に特に承認されていない限り、本規約の他の定めによらず、(1)お客様は、MapboxトラフィックデータおよびMapboxムーブメントを評価目的でのみ使用でき、(2)当社はいつでも、返金することなく、お客様がMapboxトラフィックデータまたはMapboxムーブメントを使用するライセンスを終了することができます。
定義
「アクティブガイダンスセッション」とは、エンドユーザーが、始点、終点、および経路案内の指示を含むセッションを開始するトリップを意味します。各トリップは別々に請求されます。
「アドレスレベルジオコード」とは、Mapbox API関連資料で指定されている、住所タイプのジオコーディング結果を意味します。
「エリアレベルジオコード」とは、Mapbox API関連資料で指定されている、国、地域、郵便番号、地区、場所、または近隣タイプのジオコーディング結果を意味します。
「Atlasベーシック」には、グローバルベースマップおよびAtlasソフトウェアに含まれているマップAPIを使用する権利を持ったAtlasインストール1回が含まれています。Atlasソフトウェアに含まれていても、他のAtlasソフトウェア機能(Studioを含みます。)を使用する権利は含まれていません。
「Atlasエンタープライズ」には、(a)内部開発環境で使用するためのAtlasインストールと(b)本番環境で使用するためのAtlasインストール1回が含まれ、いずれの場合もAtlasソフトウェアに含まれているグローバルベースマップ、マップAPI、およびStudioアプリケーションを使用する権利があります。また、お客様の利用契約に具体的に記載されている追加のAtlasソフトウェア機能を使用することもできます。
「Atlasジオコーディングデータ」とは、Atlasサーチによって提供されるジオコーディングデータを意味します。
「Atlasインストール」とは、単一の「atlas-ddb」データベースを単一のネットワーク環境にインストールするために、Atlasソフトウェアをインストールすることです。Atlasインストールは、ネットワーク環境間で共有してはいけません。
「Atlasインスタンス」または「インスタンス」を使用すると、単一のAtlasインストールのデフォルトのレート制限を最大100%増やすことができます。たとえば、Atlasインストールのデフォルトのレート制限が毎分100リクエストの場合、Atlasインスタンスを1つ追加でライセンスするとレート制限が毎分200リクエストに増加します。
「Atlasマップコンテンツ」とは、Atlasソフトウェアで使用するために当社が提供するコンテンツ、データ、情報を意味します。
「Atlasサーチ」にはジオコーディング機能を提供するAtlasソフトウェアへのアクセスが含まれており、Atlasスタンダードおよび/またはAtlasエンタープライズに関連して利用契約でライセンスされている場合にのみ使用できます。
「Atlasソフトウェア」とは、当社が提供するオンプレミスマッピングAPIおよびアプリケーションのソースコードまたはオブジェクトコードバージョンを意味します。Atlasマップコンテンツとあらゆる更新が含まれます。
「Atlasスタンダード」には、(a)内部開発環境で使用するためのAtlasインストールと(b)本番環境で使用するためのAtlasインストール1回が含まれ、いずれの場合もAtlasソフトウェアに含まれているグローバルベースマップ、マップAPI、およびStudioアプリケーションを使用する権利があります。また、お客様の利用契約に具体的に記載されている追加のAtlasソフトウェア機能を使用することもできます。
「ベータサービスオファリング」とは、ベータ版または一般に入手できない当社の製品またはサービスを意味します。
「境界」とは、当社の管理レベルのポリゴンベクタータイルを意味します。
「中国」とは、利用契約の目的上、香港、マカオ、台湾を除く中華人民共和国を意味します。
「輸出管理法」とは、適用される輸出管理、再輸出管理および貿易制裁に関する法律、規制、立法上および規制上の要件、規則およびライセンスを意味します。これらは、米国財務省の外国資産管理室(OFAC)が管理する貿易制裁また経済制裁、米国商務省の産業安全保障局が管理する輸出管理規則(EAR)、国務省が管理する国際武器取引規則(ITAR)、拡散活動を制限する法律や規制、米国、EUまたは英国の政府によって指定された制限対象者リスト(輸出権利剥奪者リスト、未検証リスト、エンティティリスト、特別指定国民リスト、資格停止者リストおよび不拡散制裁を含むが、これらに限定されない)並びに日本の外国為替および外国貿易法および同法に基づき制定された政令および省令を含みますが、これらに限定されません。
「フリードライブセッション」とは、指定の目的地がないトリップを意味します。エンドユーザーが異なるアプリケーション、またはライセンスアプリケーション内の異なるスクリーンに切り替えた場合、セッションは一時停止します。フリードライブセッションは1時間単位での請求となり、1時間に満たないときは1時間に切り上げられます(2.5時間のセッションは3トリップとして請求されます。)
「ジオコード」または「ジオコーディング結果」は、ジオコーディングAPIまたはAtlasサーチへのクエリに対する応答を意味します。一括ジオコーディングリクエストへの応答は、複数のジオコードを構成します。
「レガシー静的画像」とは、Mapboxレガシー静的画像APIからの画像を意味します。
「マップアセット」とは、マッピングAPIを通じて提供されるマップタイル、静的マップ画像、スタイルファイル、グリフ、およびスプライトを意味します。マップアセットは、お客様のアップロードデータと第三者のデータを除外します。
「マップロード」とは、12時間のタイムアウト発生とともに起こるMapbox GLマップオブジェクトの新しいインスタンス化、つまり新しいmapboxgl.Mapが呼び出されることを意味します。各マップロードは、該当するライセンスアプリケーションのベクタータイルとラスタータイルの請求に入りません。
「マップビュー」とは、マッピングAPI(モバイルSDKによって提供されるリクエストを除く)を通じて取得される次のアセットのいずれかを意味します。(i)Mapbox Studioスタイルのラスタータイル4枚。(ii)ベクタータイル4枚。(iii)ユーザーがアップロードしたラスタータイルセット、Mapbox Editor Classicプロジェクト、またはMapbox Studio Classicスタイルからのラスタータイル15枚または(iv)静的マップ1枚。
「Mapboxムーブメント」とは、当社が提供する、当社の集約され匿名化されたムーブメントデータのデータセットを意味します。
「Mapbox SDK」とは、本書で別段の定めがない限り、
docs.mapbox.com/にある当社の資料に記載されているように、当社が保守および提供するソフトウェア開発キットを意味します。
・Maps SDK for Mobileの各MAUは、該当するライセンスアプリケーションのベクタータイルおよびラスタータイルのリクエストの費用を請求されません。
・Navigation SDKの各MAUは、該当するライセンスアプリケーションのベクタータイル、ラスタータイル、およびルートAPIリクエストの費用を請求されません。
「マッピングAPI」とは、当社の資料(
docs.mapbox.com/apiおよび
docs.mapbox.com/api/legacy/static-classic/)に記載されている、またはAtlasソフトウェアに含まれているMapsサービスAPIを意味します。
「マトリクスエレメント」または「マトリクスリクエスト」とは、マトリクスAPIリクエストに含まれる各出発地-目的地のペアを意味します。例えば、3つの出発地と6つの目的地を持つリクエストは、18のマトリクスエレメントになります。
「モバイルSDK」とは、モバイルアプリケーション用のMapbox SDKを意味します。
「月間アクティブユーザー」または「MAU」とは、記録に基づき、アプリケーション毎に毎月計算される(各SDKについて別々に計算されます。)、少なくとも1回はMapbox APIを呼び出した、または、Mapbox SDKを使用したデバイスを意味します。
「永続的ジオコード」とは、mapbox.places-permanentモード(以下「永続的モード」といいます。)またはAtlasの永続的ジオコードでジオコーディングAPIを使用して取得したジオコードを意味します。
「POI結果」とは、アドレスレベルジオコードまたはエリアレベルジオコードではないジオコードを意味します。
「精度レベル」とは、最大ズームに基づき決定される、お客様のタイルセットの詳細レベルを意味します。
・ズームレベル 6-10の場合10メートル精度;
・ズームレベル11-13 の場合1メートル精度;
・ズームレベル14-16 の場合30センチメートル精度;
・ズームレベル17-22 の場合1センチメートル精度。
「認定レンダラー」とは、マップロードの場合Mapbox GL JSバージョン1.0以降の使用、またシートの場合Mapbox GL JS Seatsバージョン1.0以降の使用を意味します(レンダラーのダウンロード方法については、
docs.mapbox.com/gl-js-seats/の資料をご覧ください。)。当社による30日前の書面での通知により、お客様による認定レンダラーの新しいバージョンへの更新が必要になる場合があります。
「ラスタータイル」とは、ラスタータイルAPIからのマップタイル1枚を意味します。
「シート」とは、当社で記録されている、一月にお客様のライセンスアプリケーションの1つにアクセスできるエンドユーザーを意味します(利用契約で別段の指定がある場合は除きます。)。複数のエンドユーザーは、同時にそれらを使用しない場合でも同じシートを使用することはできません。特定のライセンスアプリケーションの各シートは、該当するライセンスアプリケーションに関連して使用されるベクタータイルとラスタータイルを請求されません。
「平方キロメートル」とは、お客様のベクタータイルまたはラスタータイルにより表現される地球表面の面積を意味します。
「静的タイル」とは、Mapbox静的APIからのラスターマップタイル1枚を意味します。
「静的画像」とは、Mapbox静的画像APIからの画像ファイル1つを意味します。
「Studio」とは、
www.mapbox.com/mapbox-studio/に記載されているMapboxのデザインスタジオを意味します。
「一時的ジオコード」とは、mapbox.placesモード(「一時的モード」)でジオコーディングAPIを使用して取得したジオコードを意味します。
「タイルセットホスティング」とは、当社の記録により1日1回計算される、Mapbox Tiling ServiceまたはUploads APIにおいて、ベクタータイルセットまたはラスタータイルセットの保存を意味します。
「タイルセットプロセッシング」とは、Mapbox Tiling ServiceまたはUploads APIを用いた、ベクタータイルセットまたはラスタータイルセットの公開または更新を意味します。
「トリップ」とは、アクティブガイダンスセッションまたはフリードライブセッションのいずれかを意味し、ライセンスアプリケーションがセッションのために行う全てのAPIの呼び出しを含みます。
「ベクタータイル」は、MapboxベクタータイルAPIからのマップタイル1枚です。
サービスレベル規約(効力発生日 2022年2月1日)
1. 99.9%の可用性の保証(サービスレベルの保証)
当社と利用契約を締結したお客様向けのサービスは、99.9%の時間において利用可能であり、応答することが保証されています。当社がこの保証を満たさない場合、お客様は、以下に記載されるサービスクレジットを受け取ることができます。当社の信頼性の歴史については、ステータスページ(
https://www.mapbox.com/status/)をご確認ください。
お客様がプランまたは注文書に規定された制限内(超過使用を含みます。)に利用できるMapbox APIは、毎月99.9%の時間において利用可能です。当社が本保証を満たさない場合、お客様は、以下に記載するサービスクレジットを受け取ることができます。なお、「利用可能」のパーセンテージとは、ある月の中で、利用不可でなかった時間のパーセンテージを言います。
2.利用不可
90秒間連続でAPIにアクセスできないことが2回以上発生した場合、APIは利用不可であるとみなされます。利用不可のパーセンテージは、あるAPIのある月の利用不可であった時間をその暦月の総時間で除すことで算出します。APIが一部の地域では利用可能であるが、他の地域では利用できない場合、該当する期間のAPIが利用できなかった割合は、お客様のAPIリクエストのうち世界規模でエラーとなっているAPIリクエストの割合とします。お客様が複数のAPIを利用されている場合、1か月の稼働時間は、その月にお客様が利用した個々のAPIの稼働時間に基づいてAPI全体で計算され、その月の各APIのお客様の全てのAPIリクエストに占める割合で加重平均されます。本保証において、「月」とは暦月をいいます。
3.サービスクレジット
サービスクレジットは、以下の通り、お客様がサービスのために毎月当社に支払う必要のある合計金額に以下の割合を乗じるか、またはお客様の年間料金を12で割った金額に以下の割合を乗じる方法で計算されます。
1か月当たりの(API全体での)利用可能な総稼働時間 |
クレジット |
100% - 99.9% |
0% |
99.89% - 99% |
10% |
99%未満 |
25% |
クレジットを受け取るためには、利用できない期間が終了してから30日以内に、info@mapbox.jp宛てに電子メールで利用できなかった日時を当社までご連絡ください。お客様のリクエストの対象となる1か月の稼働率が99.9%を下回っていることが確認された場合、サービスクレジットを発行します。サービスクレジットは、(i)当社がお客様に発行する将来の請求書(更新、その後の注文および超過使用を含みます。)に適用することができ、(ii)金銭と交換したり、これに変換したりすることはできず、(iii)発行後12か月以内に使用されない場合は失効します。1か月の利用できなかった時間に対して当社が発行するサービスクレジットの上限は、お客様がその月に当社に支払うべき料金の25%となります。本サービスレベル規約は、当社のサービスが利用できないことに対するお客様の唯一かつ排他的な救済手段(そして、当社の唯一の責任)です。
4.制限
利用不可の期間は、以下の場合、サービスレベルの保証から除外され、サービスクレジットを目的とした利用不可の計算には反映されません。
・予定されたメンテナンスが原因で利用できない場合。但し、少なくとも48時間前に当社がお客さまに通知することを条件とします。
・お客様が当社との契約の規定(当社に対する支払義務を含みます。)に違反している場合、またはお客様の行為が原因で利用できない場合。
・不可抗力事由(当社との契約に規定されている不可抗力事由を含みます。)が原因で利用できない場合
サポートサービス規約(効力発生日 2022年2月1日)
1.エンタープライズ・プランにおけるサポートサービス
お客様がマップボックスサービス利用契約において、エンタープライズ・プランにご契約され、ディベロッパー、エッセンシャル、ビジネス、プレミアムのいずれかのサポートレベルが明記されている場合、以下の対応するサービスを提供します。
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サービス内容 |
ディベロッパー |
エッセンシャル |
ビジネス |
プレミアム |
コミュニティリソース |
公開されているコミュニティフォーラムとFAQへのアクセス |
✔︎ |
✔︎ |
✔︎ |
✔︎ |
APIステータス通知 |
テキストメッセージ/電子メール/Twitterによる定期的な更新情報: http://status.mapbox.com/ |
✔︎ |
✔︎ |
✔︎ |
✔︎ |
メールサポート |
サポート・エンジニアへの電子メールでの問い合わせ宛先: help@mapbox.jp |
✔︎ |
✔︎ |
✔︎ |
✔︎ |
P3の問題への応答時間 |
全ての以下のマップボックス問い合わせフォームに対するリクエスト support.mapbox.com/hc/en-us |
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3営業日 |
3営業日 |
3営業日 |
P2の問題への応答時間 |
全ての以下のマップボックス問い合わせフォームに対するリクエスト support.mapbox.com/hc/en-us |
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1営業日 |
1営業日 |
P1の問題への応答時間 |
貴社の1つの連絡窓口からの以下のメールアドレス宛てのP1の問題に対する応答 emergency@mapbox.com |
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4時間 |
4時間 |
P0の問題への応答時間 |
以下のメールアドレス宛てのP0の問題に対する応答 emergency@mapbox.com |
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30分 |
GitHubのプライベート・レポジトリ |
GitHubのプライベート・レポジトリにて、マップボックスの全てのエンジニアリング・チームに24時間365日アクセス可能 |
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✔︎ |
専任のサポート・エンジニア |
サポートおよび実装に関する質問に対応する指定されたエンジニア |
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✔︎ |
ソリューションのガイダンス |
・ 社内エキスパートによるソリューション・アーキテクチャのレビュー
・ 新しいソリューションのガイド付き評価
・ テクニカル・ロードマップのレビュー |
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✔︎ |
プロアクティブなプログラム |
・ 最適化とイニシアティブを支援する指定されたCSマネージャー
・ 事業・業務のレビュー
・ プライベート・ベータ、製品、エンジニアリング・エキスパートへのアクセス |
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✔︎ |
2. 用語
「営業日」とは、月曜日から金曜日までの全営業日で、日本時間の9:00 AMから5:00 PMまでをいい、日本の主要な祝日を除きます。1営業日とは、営業日の一部をいうものではなく、ある営業日中にご連絡を頂いた場合、その日は1営業日には含まれません。当社のチームは、営業時間外に入ってきた要求を翌営業日に優先的に処理します。
「P0の問題」とは、稼働中のライセンスアプリケーションを停止させる本サービスの欠陥であって、お客様が合理的な内部検討を行った結果、利用可能な回避策のない完全なサービスの損失をもたらしたことをお客様が確認したものをいいます。
「P1の問題」とは、全世界的な機能性を著しく損なうか、地域的な機能停止を招く本サービスの欠陥をいい、いずれの場合も、稼働中のライセンスされたアプリケーションに関するものであり、回避策が困難および/または明白でないものをいいます。
「P2の問題」とは、お客様のライセンスされたアプリケーションに影響を与えている本サービスの欠陥であって、P0またはP1の問題ではないものをいいます。
「P3の問題」とは、本サービスの欠陥に関連しない要望を意味します。
「応答時間」とは、お客様が(上記の認可された手段によって)、本サービスに係るP0の問題、P1の問題、P2の問題またはP3の問題に関する個別または一連の問題について当社に最初に通知した時から、当社が当該最初の通知に対し最初に応答するまでの時間をいい、各時間については当社のシステムおよび記録によるものとします。応答時間は、問題の解決を意味するものではなく、また問題の解決について保証するものではありません。当社の合理的な裁量により、当社は、いかなる問題についても優先順位を分類する権利を留保します。
3. 応答時間の保証
サポートサービスのクレジットを受け取るためには、暦月の終了後30日以内に、info@mapbox.jp宛てに電子メールで連絡し、応答時間違反に関する情報をお送りください。お客様が有料のサポートサービスプランを利用されており、サポートサービスプランに関する本規約に定める平均応答時間が、いずれかの暦月におけるサポートサービスの平均応答時間の保証を満たしていないことを当社が確認した場合、当社は毎月のサポートサービス料金に対して以下の割合を乗じた金額のサポートサービス・クレジットをお客様に提供します。
応答時間の割合 |
サポートサービス・クレジット |
> 100% to 110% |
5% |
> 110% to 150% |
15% |
> 150% |
50% |
例えば、お客様がプレミアムに加入し、平均応答時間の目標をひと月4時間とするチケット10枚を提示し、実際にかかった平均応答時間が4.2時間であった場合、応答時間の割合は、105%(4.2/4.0)となり、その月に支払うべきサポートサービス料金の5%がサポートサービス・クレジットになります。
サポートサービス・クレジットは、金銭と交換したり、これに変換したりすることはできず、更新期間中のサポートサービスの購入に関してのみ使用することができます。サポートサービス・クレジットは、該当する暦月に支払うべきサポートサービス料金の50%を上限とします。
サポートサービス・クレジットは、お客様がサポートサービスのために毎月支払う必要のある合計金額(例えば、サポートサービスの年間料金を12で割った金額)の割合として計算されます。
本規約は、当社のサポートサービスに対するお客様の唯一かつ排他的な救済手段(および当社の唯一の責任)となります。
4.制限
応答時間は、以下の場合、その保証から除外され、サポートサービス・クレジットを目的とした平均応答時間の計算には反映されません。
・予定されたダウンタイムが原因で利用できない場合。但し、少なくとも48時間前に当社がお客様に通知することを条件とします。
・お客様が利用契約に違反している場合(当社に対する支払義務を含みます。)、またはお客様の行為が原因で利用できない場合。
・利用不可は、利用契約の不可抗力条項の対象となります。