プレスリリース

マップボックス・ジャパンと芝浦工業大学、世界7ヶ国・83人の学生による 栃木県那須町のインバウンド観光促進に向けたプロジェクトを実施 『Cross-cultural Engineering Project 2023』

2023-12-13

マップボックス・ジャパン合同会社(本社︓東京都港区、以下、マップボックス社)は、芝浦工業大学(東京都江東区/学長山田 純)が実施する『Cross-cultural Engineering Project 2023(以下、CEP)』のアクティビティとして、12月17日(日)から19日(火)に、栃木県那須町にて「那須町のインバウンド観光を促進するデジタル地図サービスの創出」をテーマとしたワークショップを実施します。

本ワークショップは、世界7ヶ国83人の学生たちが那須地区の企業や団体を訪問してヒアリングを行い、発見した地域課題に対して、マップボックス社が提供する地図開発プラットフォーム「Mapbox」(以下、Mapbox)を活用しながら、観光促進に繋がるデジタル地図サービスを作成提案するものです。

■CEPについて

CEPは、多国籍、多分野混成のプロジェクトチームで、企業や団体が抱える課題の解決策を提案する課題解決型プロジェクトです。学生が「システム思考」「システム手法」「システムマネジメント」の考え方や技術を踏まえて、産業界や地域の実課題に対する問題解決を行い、総合的問題解決能力を身につけることを目的としています。

本年度は、2023年12月13日(水)から22日(金)までの10日間、日本を含む世界7ヶ国から集まった様々な分野の大学生83人がプロジェクトチームを組んで課題解決に取り組みます。

2022 年に実施された CEP の様子

芝浦工業大学は2017年から那須町と連携し、これまで多くの地元企業・団体・観光施設の協力のもと、那須の二次交通(拠点駅から観光地までの交通のこと)問題の解決など具体的な課題に対し、課題解決を行ってきました。7回目となる今回のワークショップでは、「那須町のインバウンド観光を促進するデジタル地図サービスの創出」をテーマに実施されます。

近年デジタルマップは、視認性の高さから直感的な理解に繋がる分析ツールとして注目されており、ルート案内や天気・防災情報だけでなく、企業におけるマーケティングツールとして用いられるなど、新たな情報サービスとして汎用性が高まっています。Mapboxは、誰でも簡単にデジタルマップを作成でき、また、地図に載せる様々なデータをヒートマップやグラフといった形で分かりやすく表示できることを特長としています。そのため、学生が行う実践的な実習においても、ツールの活用や開発が容易です。

マップボックス社は、本ワークショップを支援することで、学生のシステム思考に基づく問題解決能力の向上に寄与するとともに、デジタル地図サービスの有用性を広く周知していく考えです。

〈参考情報〉
■CEP実施概要
  • 開催期間:2023年12月13日(水)~12月22日(金)10日間
  • 開催場所:芝浦工業大学大宮キャンパス(埼玉県さいたま市)、ホテルサンバレー那須 アネックス館 1階会議室(栃木県那須郡那須町湯本203)
  • 参加学生・国:86名 日本・タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシア・ウズベキスタン・中国
  • 課題提供:<企業>ソフトバンク、大塚ファンド、ANXA(アンザ)、スリーエフ、東あられ本舗、雷神堂(藤一)、N-SHIP、企業家メンター型PJ with アルファコード<地域>栃木県那須町、埼玉県、埼玉県さいたま市、埼玉県越谷市
■CEP栃木県那須町ワークショップ・スケジュール 
  • 12月17日(日)那須町関係からのご挨拶、那須地区施設関係者からのご挨拶、Mapbox Japanからのご挨拶、芝浦工業大学からの挨拶
  • 12月18日(月)地域のキーマンとの会話と訪問、インバウンド観光向け地図情報サービス開発
  • 12月19日(火)那須地区の方々への提案発表

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