プレスリリース

Mapbox、自動運転レベル2+に該当する新サービス「Mapbox Autopilot Services」を開発

車と会話することで、現在走行中のADAS車をより安全で高性能に

2024-02-01

デジタル地図・位置情報プラットフォームのリーディングカンパニーであるMapboxは 新たなソリューション「Mapbox Autopilot Services」において、先進運転支援システム(以下、ADAS)自動運転レベル2+のインテグレーションを開始しました。Mapbox Autopilot Servicesは現在、OEM向けに提供されており、既存のADASセンサーを搭載した現行車両に、追加のハードウェアを必要としないOTA(無線アップデート)により組み込むことが可能です。

■自動車の自動操縦の現状

自動車のオートパイロット(以下、自動操縦)とADASシステムはカバー範囲、通信、安全性、使いやすさといった重要な課題に長年取り組んできました。自動操縦機能は、HD Map Dataの欠落や更新されないままのデータ、旋回規制や道路標識など現地の道路特徴の理解不足、低照度下で苦戦する認識技術などが原因で、突然機能しなくなることがあります。

今日、多くの自動操縦機能はナビゲーション・システムに接続していないため、方向がわからず、手動入力に頼らざるを得ません。さらに、どの地点で、なぜ自動操縦が解除されるのかをドライバーが確認できないため、混乱や危険を招きます。  

■「MapboxAutopilot Services」とは

Mapbox Autopilot Servicesは、先進のMapboxテクノロジーを1つのソリューションに統合した新しいサービスです。以下三つのテクノロジーを含み、これらが車載センサーやドライブ・バイ・ワイヤ・システムと接続することで、車が何をしているのか、なぜしているのかをドライバーが簡単に理解できる、より安全で高性能なADAS体験を提供します。 

1.      Autopilot Map:高速道路から第三種道路まで業界をリードする道路クラスのカバー範囲と、毎日の地図更新により、自動運転レベル2+システムのカバー範囲と機能を大幅に拡張します。

2.      Mapbox 3D Live Navigation:ルーティングとADASの認識技術を同期させ、交通標識、信号、車両、車線などを含む詳細な3D地図で表現することにより、直感的に操縦を視覚化します。

3.      MapGPT:完全なハンズフリーでの制御と、会話形式の音声対話によるADAS運転の明確なコミュニケーションを提供します。

Mapboxが提供する最新の自動操縦運転は、ADAS自動運転レベル2+の未来であり、現在走行中の車両に搭載可能です。Mapbox Autopilot Servicesは、単一のSOC上で動作する統合ソフトウェアスタックでも利用可能で、 OEMにとってアーキテクチャ、統合、コストの複雑さを大幅に軽減します。この新しいサービスは、OEMの可能性を大きく変え、次世代のADASとナビゲーションを数年先ではなく、今日、多くの顧客に提供することを可能にします。

<参考情報>

■Mapbox Autopilot Map

Mapbox Autopilot Mapは、車線の中心線、境界線、制限速度、曲率、標識など25以上の新しい地図データ属性により、既存の自動運転レベル2+車両の範囲と機能を拡張します。高速道路から第三種道路まで完全にカバーし、毎日無線でデータを更新することで、ADASシステムは、道路や車線のレイアウト・速度制限・旋回規制・ADASに追加されたその他の変更に関する最新情報のソースとして、HD Map Dataに依存できるようになります。

■3D Live Navigation

3D LiveNavigationはドライバーを目的地まで案内するために必要な、車線レベルのナビゲーション、センサーからのリアルタイムな物体検出と車両のADAS・ドライブコントロールシステムを直接統合することでADASシステムの誤操作に対処します。交通標識、信号、樹木、橋、ランドマークなどを含む詳細な3D地図上でドライブプランとセンサーからのリアルタイムな車両検出を表示することで、自動操縦システムがいつ、どこで、どのような操作を行うのか、ドライバーの介入が必要なのかを、ドライバーが一目で正確に理解することができます。 

■MapGPT

コミュニケーションを強化するため、MapGPTは車両の動作を説明する音声と視覚的なプロンプトを採用しており、ドライバーは特定のルートを走行するよう口頭で指示することができます。MapGPTは、不可解なダッシュボードの代わりに、ADASシステムがどのように作動しているのか、またその理由を分かりやすい会話形式でドライバーに伝えます。また、突然に自動操縦を解除するのではなく、システムがいつドライバーの手動サポートを必要とするかを明確にします。

■Mapbox CTO ヤング・ハーンのコメント

2023年、Mapboxは位置情報AIナビゲーションアシスタントMapGPTを発表し、ドライバーは自然な会話でナビゲーションやインフォテインメントを操作できるようになりました。本日、自動運転レベル2+システムとMapGPTのインテグレーションを発表し、自動操縦システムのブラックボックスを解消できることを嬉しく思います。MapGPTは、車両とドライバーの双方向通信を可能にし、たとえ工事現場のような厳しい走行状況であっても、ADASドライブをより安全で信頼できる楽しいものにします。

■マップボックスについて

Mapboxはあらゆる場所で人、荷物、車両のナビゲーションを可能にするツール一式を企業に提供する地図と位置情報のリーディングプラットフォームです。導入のしやすさ、拡張性の高さ、UI/UXを最大化する豊かな表現力といった特長から、400万人以上の開発者とFortune 500社の40%がMapboxを利用しています。企業はMapboxのアプリケーション、データ、SDK、APIを利用して、顧客を喜ばせるカスタマイズされた没入型体験を創造しています。

*当報道資料は、2024年1月10日(現地時間)にMapboxInc.が発表したプレスリリースの抄訳の一部をもとにしています。

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