プレスリリース

マップボックス、世界銀行主催「防災グローバルフォーラム 2024」に登壇

和歌山県すさみ町の地元住民と共同実験 津波を想定した「デジタル避難訓練」

2024-05-22

デジタル地図・位置情報プラットフォームのリーディングカンパニーであるマップボックス・ジャパン合同会社(以下、マップボックス)は、2024 年 6 月 16 日(日)~21 日(金)に兵庫県姫路市で開催される世界銀行主催の「防災グローバルフォーラム 2024」の Technical Session(テクニカルセッション)において、和歌山県西牟婁郡すさみ町(町長:岩田 勉、以下すさみ町)、株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:園田崇史 以下、ウフル))と共同で登壇することをお知らせいたします。

デジタル避難訓練イメージ 協力企業:マップボックス

「防災グローバルフォーラム2024」は、自然災害リスクの理解と低減を世界各国で推進するための世界銀行主催の国際会議です。気候変動や自然災害に対処し、経済および社会の持続可能な発展を図るため、100カ国以上から政府関係者、自治体、企業、研究機関、NGO等が集まり、自然災害の被害軽減と国際社会における減災対策の協力推進について討議することで新たな防災技術と戦略の共有を目指します。

テクニカルセッションでは、テクノロジーを活用した防災の新たな可能性を探ります。将来、発生が予想されている南海トラフ巨大地震にスポットを当て、震災発生後わずか3分後に津波が到達し最大19メートルの津波が襲来すると想定されている和歌山県すさみ町を舞台に、町と企業と地元住民が共同で行った「デジタル避難訓練」を取り上げます。この「デジタル避難訓練」は、ウフルが参画するすさみスマートシティ推進コンソーシアムによる企画のもと、和歌山県すさみ町と地元住民の協力を得て、マップボックスの地図プラットフォームを活用し、国交省のスマートシティ実装化支援事業にて実現しました。住民が実際に避難した際の位置情報や、津波浸水シミュレーションデータ、そして3D都市モデル「PLATEAU」をデジタルマップ上で統合し、デジタルツインを活用した避難の成功と失敗を可視化することで、避難計画の見直しや住民の防災意識の向上を図りました。津波の脅威に限らず、火山噴火や洪水といった地球規模の自然災害に対する対応策の適応可能性を探ります。

マップボックスは、本イベント開催期間中6月17日(月)〜21日(金)にアクリエひめじにてブース展示も行う予定です。

■「防災グローバルフォーラム2024」テクニカルセッション概要

タイトル:「すぐに避難してください!3分後に津波が到達!最大19mの恐れがあります!」そのときあなたはどこに避難する? わが町はどうなる?ある小さな海沿いの町の津波に対する挑戦

開催日時:2024年6月19日(水)12:30-13:30

場所:アクリエひめじ(兵庫県姫路市神屋町143−2)

セッション内容:

  1. オープニング(古橋大地氏 ・ 岩田勉氏)some text
    • テーマの説明とパネリストの紹介
  2. イントロダクション(岩田勉氏)some text
    • すさみ町の紹介と防災への取り組み
  3. デジタル避難訓練(田中正宏)some text
    • すさみ町で実施したデジタル避難訓練の紹介
  4. パネルディスカッション
    (モデレーター:古橋大地氏、パネリスト:木村篤氏、高田徹氏、田中正宏)some text
    • デジタル避難訓練の振り返り
    • 参加住民の災害に対する意識変化
    • デジタル避難訓練実施に必要な技術
    • 津波以外の自然災害への応用可能性
  5. Q&Aセッション
  6. クロージング(古橋大地氏)

登壇者:

■フォーラムの概要

イベント名:防災グローバルフォーラム2024:自然災害リスクへの理解を深める(Understanding Risk Global Forum 2024)

主催:世界銀行

参加費:無料

開催日時:2024年6月16日(日)〜21日(金)

場所:アクリエひめじ(兵庫県姫路市神屋町143−2)

申込み:https://understandrisk.org/ur24/

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