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活用事例

マップボックスの気候変動対策への取り組み

2021
11
05

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Mapboxは業務上のCO2排出量をゼロにするために、6万ドルの投資を行いました。モニタリングやアドボカシーのための地図を使ったカーボンフォレストリー*の取り組み、コンクリートを利用した二酸化炭素の隔離、その他の強力な温室効果ガスの破壊、システム的な問題に対処する気候政策の変更の取り組みの支援などを行っています。


*カーボンフォレストリー:気候変動対策のための森林管理、すなわち「カーボンフォレストリー」は、森林の保護や再植林を行う人々に、世界の炭素市場から収入を得る機会を提供しています。


Mapboxは6年前から、業務におけるネットゼロを約束しています。毎年、会社の出張によるフライトや、クラウドコンピューティング、オフィスの電力などによる二酸化炭素排出量を計算しています。さらに、私たちは排出量を評価する方法をオープンに共有しています。2019年と2020年、Mapboxは3,201トンのCO2排出に関与しました。私たちはCovid-19の影響を鑑みながら、炭素除去市場の発展を見守ることにしました。2020年の多くの企業と同様に、私たちもフライトに伴う排出量が大幅に減少し、計算上のCO2排出量も大幅に減少しました。また、StripeMicrosoftのイノベーションへの取り組みに感銘を受け、彼らの情報知識共有から学びたいと思いました。


私たちの3つのアプローチは

  1. 業務上の排出量への対応
  2. より効率的なナビゲーションと電気自動車への移行のための製品への注力
  3. 気候変動対策のために地図を使う団体への支援

です。今後、Mapboxは事業活動に伴う排出量を減らすために、より実績のある投資と、大きいインパクトを与える野心的な取り組みのバランスを取りながら、ポートフォリオ・アプローチを取っていきます。

データに基づくカーボンフォレストリー

森林再生と森林管理は、カーボンクレジット市場で多く利用されている伝統的なアプローチです。しかし、多くの森林に関するカーボンオフセットプロジェクトは、本当に永続的な排出量削減をもたらすのか、また、効果的な測定方法やモニタリング方法について、批判を受けています。

森林は、二酸化炭素を減らすために依然として重要であり、野生生物の生息地や、持続可能な利用機会を提供しています。カーボンフォレストリーのリーダーたちに、空間データとテクノロジーの利用について話を聞いたところ、透明性の向上が不可欠であることで一致し、この取り組みに新しい方法論をもたらす団体を支援することにしました。


▲NCXのダッシュボード


Mapboxは、約3.5万ドルのカーボンフォレストリーへの投資を行い、NCX,CO₂ Operate,Pachamaのカーボンクレジットを購入しています。

NCXは、即時的かつ永続的に気候に影響を与える森林を伐採しないために、北米の家族経営の土地所有者にインセンティブを与えることで、企業が気候、生態系、地域社会を支援することを可能にします。

また、Mapboxは、森林伐採の状況を詳細に追跡するためのプラットフォーム「explore.land」を介して、CO₂ Operateの「Forest Food Program」に参加しました。CO₂ Operateは、インドネシアの劣化した土地を生産性の高い、地域社会が管理する食用林に変えています。

また、Pachamaのアマゾンでの活動は、遠隔センサーと機械学習を応用して、森林保護の監視と追跡、違法伐採の撲滅を行っています。


温室効果ガス除去の促進

気候モデルでは、気温上昇を抑えるグローバルな目標を達成するためには、二酸化炭素の除去が必要であるという点で一致しています。ダイレクトエアキャプチャー(二酸化炭素直接回収技術)、炭素鉱物化、地中貯留などの除去技術は、まだ開発の初期段階にあり、比較的高価です。時間をかけてコストを下げていくためには、この初期段階での投資が必要です。

▲コンクリートの低炭素化を実現するテクノロジー「CarbonCure」


Mapboxはこれらの大きな可能性がある方法に約1.5万ドルを投じ、CarbonCureTradewaterのカーボンクレジットを購入しています。CarbonCureはコンクリートの中にCO2を注入することで、(建物が解体された後も)建築材料にCO2を永続的に封じ込め、コンクリートをより強くする、XPRIZE*を受賞したプロセスを導入しています。コンクリートの製造は、世界のCO2排出量の8%を占めています。CarbonCure社のコンクリートはすでに市場に出回っており、建設で利用されています。

Tradewater社は、大気中に流出してしまう冷媒を世界中で発見し、破壊する活動を行っています。これらは非常に強力な温室効果ガスで、CO2の数千倍の有害性があります。


*XPRIZE : アメリカの再生可能エネルギー大手NRGとカナダのオイルサンド関連企業間協力組織COSIAが主催する国際コンペティション。二酸化炭素をいかに価値のある製品に変えられるのかを競う。


政策によるシステムの変革

世界のエネルギーシステムは、二酸化炭素の全排出量の75%を占め、気候変動の最大の原因となっています。エネルギーシステムの発電・送電方法を変えるには、根本的な規制の変更と公共投資が必要です。Mapboxは「気候危機に対処する最も効果的な方法のひとつはしっかりとした政策活動を支援することである」というGiving Greenの声明に賛同しています。

業務上の排出量を減らすだけでなく、Mapboxはさらに1万ドルをClean Air Task Forceに寄付しています。25年以上の経験と、気候変動やエネルギーシステムの問題に関する深い専門知識を持つCATFは、電力の脱炭素化に向けて、現実的で、あらゆる角度からのアプローチを行っています。CATFはその規模を超えた影響力を持ち、現在は議会の気候変動対策に関する政策論争の最前線で懸命に活動しています。

▲CO₂ Operateが主催するインドネシア・スマトラ島のコミュニティ・マネージド・フード・フォレスト


Mapbox製品とパートナーシップにおける継続的な取り組み

私たちのネット・ゼロ・コミットメントは、自動車や物流における基本的な顧客志向に基づいており、ナビゲーション製品を通じて資源の効率的な使用を最適化します。最高のドライバー体験を通じて電気自動車への移行をいかに加速させるかなど、これらの分野における当社の気候変動影響の可能性に傾注しています。

さらに、Mapboxコミュニティチームは、気候変動に対する認識を高め、行動を促し、解決策を実行するための幅広い取り組みをサポートしています。


*本記事は、Mapbox Inc. Blogの翻訳記事です。

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